宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/10/30 13:08 更新 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 宇宙天気ではない話題が続いてしまいますが、 SOHO衛星LASCO C3、C2で、 右下側から小型の彗星が太陽に向かう様子が見えていました。 昨日の動画にも小さく写っていたのですが、見落としていて、 今日のC2画像で気付きました。 LASCO C2、C3は、CMEを調べるために見ているのですが、 様々な天文現象も見せてくれます。 太陽風は、速度のデータが少し不安定になっていますが、 530km/秒前後の高速の状態が続いています。 磁場強度は、小幅ですが8nTから5nTへ下がり、 平均的な強さになっています。 磁場の南北成分は、南北に変化しています。 磁気圏活動は強まった状態が続いていて、 AE指数は、500〜1200nTと 中規模の変化が頻繁に発生しています。 変化の大きさは次第に小さくなっていて、 この後は小規模の変化が中心になるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールは西側に進んでいます。 高速の太陽風はこれから後半に入りそうです。 太陽は、C1台の小さい小規模フレアが4回発生した程度です。 穏やかな状態です。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |