宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/10/29 14:22 更新 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の右端から、 太陽の向こう側を進んでいる水星が見えてきました。 地球では11月9日頃に太陽と重なってしまうそうですが、 SOHO衛星からはどう見えるでしょうか。 太陽の左上で明るく光っているのは金星です。 太陽風は、昨夜遅くに速度が上昇して、 500〜550km/秒と高速の状態に変わっています。 コロナホールの影響が始まった様です。 磁場強度は、速度が高まる頃に5nTから10nTへ強まり、 今朝以降は8nTとやや強い状態です。 磁場の南北成分は南寄りになっていて、 -5nTに達する変化が頻繁に発生しています。 このため磁気圏の活動は活発になり、 AE指数は500nTに達する変化が半日ほど続いていて、 最大では1500nTに達しています。 極域ではきれいなオーロラが見えていたのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールは、 左端がちょうど中心線に達しているところです。 この辺りまで影響が及ぶとすると、 4〜5日後くらいまで速度の高まりは続くかもしれません。 太陽は、北東(左上)の3135黒点群で C1台の小さい小規模フレアが3回発生しています。 SDO衛星AIA131を見ると、 小さい活動が連続しているので、 規模が大きくなる様であれば注意が必要になるでしょう。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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