宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/10/28 14:06 更新 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度に上がり、 450km/秒に少し上がって再び400km/秒に下がる小幅の変化をしています。 磁場強度は、グラフの途中で10nTに強まる変化も見られますが、 5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半で南寄りの変化が見られ、 AE指数では300〜800nTの小中規模の変化がしばらく続いています。 その後、磁場は0nT付近になり、 AE指数も変化が少なくなっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが更に西に進んでいます。 この後、太陽風の速度は高まっていくでしょうか。 太陽では、昨日紹介した南西方向(右下)の プロミネンスの噴出によるCME(コロナ質量放出)がよく見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 ほぼ同時に北西方向(右上)にも別のCMEが発生していて、 にぎやかな動画になっています。 一方、X線グラフは目立った変化がなく、 太陽は穏やかに推移しています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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