宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
昨日、C6.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/27 --- ---
10/26 21:36 C6.7
03:57 C4.9
00:07 C3.3
10/25 --- ---

黒点 10/27 (NOAA)
磁場 フレア
3126 3 β ---
3130 12 β C2
3131 7 β ---
3132 2 α ---
3133 4 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 375 -0.2
-2 h 376 -0.9
-4 h 360 -0.6
-6 h 344 -2.2
-8 h 346 -3.5
-10 h 355 -0.7
-12 h 352 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
10/27 0.5 2x10^2
10/26 0.5 3x10^2
10/25 0.5 3x10^2
10/24 0.4 1x10^2
10/23 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/22 12:54 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が近付いています。
2022/10/23 15:14 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。
2022/10/24 14:08 コロナホールの影響で太陽風の速度が高まっています。
2022/10/25 13:37 太陽風の速度は下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/10/26 13:38 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2022/10/27 12:49 更新
太陽風は低速の状態が続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度が370km/秒から 340km/秒へ下がり、
再び380km/秒へ上がる小幅の変化をしています。
全体としては、低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nT前後と平均的な状態で推移しています。

磁場の南北成分は、
グラフの後半で弱い南寄りになっています。
このため、AE指数のグラフは、
後半で200〜300nTの小規模の変化が続いています。
今後もこの傾向は続くでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
北半球でコロナホールが東西に広がっています。
これから、この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。
磁場強度の変化も含めて注目してください。


太陽では、北東(左上)の3133黒点群で、
C6.7の小規模フレアが発生しています。

また、北東の端(左上)と南西の端(右下)で
プロミネンスのダイナミックな噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
CME(コロナ質量放出)も飛び出している可能性がありますが、
横方向なので地球への影響はないでしょう。




太陽の北東と南西の端のプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。