宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/10/27 12:49 更新 太陽風は低速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度が370km/秒から 340km/秒へ下がり、 再び380km/秒へ上がる小幅の変化をしています。 全体としては、低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半で弱い南寄りになっています。 このため、AE指数のグラフは、 後半で200〜300nTの小規模の変化が続いています。 今後もこの傾向は続くでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 北半球でコロナホールが東西に広がっています。 これから、この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 磁場強度の変化も含めて注目してください。 太陽では、北東(左上)の3133黒点群で、 C6.7の小規模フレアが発生しています。 また、北東の端(左上)と南西の端(右下)で プロミネンスのダイナミックな噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 CME(コロナ質量放出)も飛び出している可能性がありますが、 横方向なので地球への影響はないでしょう。 太陽の北東と南西の端のプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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