宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/10/25 13:37 更新 太陽風の速度は下がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 550km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 昨日の昼以降は次第に低下して、 今朝早くに500km/秒台を割り、 現在は440km/秒と平均的な状態に戻っています。 27日周期の図を見ると、 2日程度で速度の高まりは終わりそうです。 太陽風の磁場強度も5nTから3nTへ下がり、 やや弱くなっています。 南北成分は北寄りで、磁気圏は穏やかです。 AE指数は、後半からは変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが太陽の中心線に達していて、 次のコロナホールが東側(左側)に見えています。 3日後くらいからは、 これらの領域の影響が始まる可能性があります。 太陽は、南西(右下)の3126黒点群で、 C4.2、C2.5の小規模フレアが発生しています。 北東の端(左上)の黒点には、 3131群と番号が付けられています。 今のところ、Bクラスの小さいフレアが発生した程度です。 また、3131群の左側と下側にも新しい黒点が現れています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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