宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/10/23 15:14 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。 担当 篠原 太陽風は、昨日のニュースの後に磁場の南北成分が南向きに強まり、 今日未明にかけて、-10nT程度の変化が続きました。 速度は350km/秒と低速でしたが、 磁気圏の活動は強まって、 AE指数は、1000〜1500nTの大きい変化が9時間ほど続き、 Dst指数の速報値は-75nTまで下がり、 中規模の磁気嵐になっています。 その後、磁場強度は10nTに強まったままですが、 南北成分は0nT付近に下がり、 磁気圏の活動も小さくなっています。 太陽風の速度は、 南向きの磁場が小さくなった頃に400km/秒へ高まり、 グラフの最後で430km/秒へ上昇しています。 この後、コロナホールの影響で速度が更に高まるかもしれません。 注目してください。 太陽は、昨日の午後に北西の端(右上)の向こう側で、 C6.4、C2.1の小規模フレアが発生しています。 こちらからは見えない領域で発生しているので、 本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 一方、太陽のこちら側では目立つフレアの発生はなく、 X線グラフの強度も下がっています。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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