宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/10/18 12:39 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、DSCOVR衛星の速度の値がやや不安定ですが、 550km/秒程度の高速風が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、ほとんどの時間帯が北向きで、 磁気圏も穏やかです。 その中で、太陽風のグラフの中程で 磁場が一時的に南向きに変化していて、 その影響でAE指数にも800nTの変化が ぽつんと発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南東の端(左下)にコロナホールが見えています。 6日後くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 太陽は、南西(右下)の3124黒点群で C3.3の小規模フレアが発生しています。 その他はC1の小さい変化で、 太陽は落ち着いた状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |