宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/10/19 13:58 更新 太陽風の速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日に入る頃に500km/秒台を割り、 現在は460km/秒と平均的な状態に戻りかけています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、グラフの初めは北寄りでしたが、 途中から弱い南寄りに変化しています。 変化としては小幅のため磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は250nTの小規模の変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 南東(左下)のコロナホールの広がりが目立っています。 27日周期の図を見ると、 前周期は9月27日から太陽風の速度が高まり、 500km/秒台の高速風が続いています。 今回も4〜5日後くらいから速度の高まりが始まりそうです。 太陽は、南西(右下)の3124黒点群で C1の小規模フレアが5回ほど発生しています。 この後、3124群は西の端に沈んで行きます。 太陽はさらに穏やかになるのでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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