宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/10/15 13:31 更新 太陽風は450km/秒に速度が上がっています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 昨日のフレア以降、太陽風の速度は少しずつ高まり、 330km/秒から450km/秒へ上昇して、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、一時的に10nTから15nTに強まり、 現在も11nTに強まった状態です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、9月18日から21日にかけて、 500km/秒程度の速度の高まりが発生していました。 その変化が回帰しているのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 南を向いたり、北を向いたり変化しています。 南向きになった頃に磁気圏の活動が強まり、 AE指数は600nTの中規模の変化が数回発生しています。 太陽風の速度はさらに高まるでしょうか。 この後の変化に注目して下さい。 太陽は、昨夕、14日18時半(世界時14日9時半)に、 北西の端(右上)の向こう側に進んでいた3112黒点群で、 M1.3の中規模フレアが発生しています。 その他は特にフレアの発生はありません。 太陽は黒点が少なくなって、 可視光写真が寂しくなっています。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 今朝、15日8時(世界時14日23時)頃から 太陽の南西(右下)に向かって CME(コロナ質量放出)が飛び出しています。 横方向の噴出なので、影響はないでしょう。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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