宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
昨日、M1.3の中規模フレアが、一昨日もM1.5の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/15 --- ---
10/14 18:23 M1.3
06:50 C2.3
02:20 C1.7
10/13 18:07 C4.7
14:01 C1.8
13:31 C3.5
11:22 C3.8
10:51 C3.3
08:56 M1.5
01:25 C4.7

黒点 10/15 (NOAA)
磁場 フレア
3112 2 β M2
3116 1 α ---
3119 5 β C5
3121 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 446 +3.7
-2 h 458 -0.8
-4 h 449 +4.8
-6 h 438 -5.1
-8 h 417 -0.0
-10 h 414 +7.5
-12 h 417 +6.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -26 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
10/15 0.6 1x10^2
10/14 0.5 1x10^4
10/13 0.6 8x10^3
10/12 0.6 1x10^4
10/11 0.6 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/10 13:16 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。
2022/10/11 12:58 M2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速に下がっています。
2022/10/12 13:31 太陽風はやや低速になっています。M3.9の中規模フレアが発生しています。
2022/10/13 12:17 太陽風の速度は更に下がり、低速になっています。
2022/10/14 13:40 太陽風は低速の状態です。太陽風磁場が強まっています。
最新のニュース

2022/10/15 13:31 更新
太陽風は450km/秒に速度が上がっています。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

昨日のフレア以降、太陽風の速度は少しずつ高まり、
330km/秒から450km/秒へ上昇して、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、一時的に10nTから15nTに強まり、
現在も11nTに強まった状態です。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、9月18日から21日にかけて、
500km/秒程度の速度の高まりが発生していました。
その変化が回帰しているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
南を向いたり、北を向いたり変化しています。
南向きになった頃に磁気圏の活動が強まり、
AE指数は600nTの中規模の変化が数回発生しています。

太陽風の速度はさらに高まるでしょうか。
この後の変化に注目して下さい。


太陽は、昨夕、14日18時半(世界時14日9時半)に、
北西の端(右上)の向こう側に進んでいた3112黒点群で、
M1.3の中規模フレアが発生しています。
その他は特にフレアの発生はありません。

太陽は黒点が少なくなって、
可視光写真が寂しくなっています。

SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
今朝、15日8時(世界時14日23時)頃から
太陽の南西(右下)に向かって
CME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
横方向の噴出なので、影響はないでしょう。



太陽の南西に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。