宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/10/14 13:40 更新 太陽風は低速の状態です。太陽風磁場が強まっています。 担当 篠原 太陽風は、 DSCOVR衛星の速度の前半がおかしくなっているので、 ACE衛星のグラフも参考にすると, 300km/秒程度の低速の状態が続いている様です。 昨日よりもより低速になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な値が続いていましたが、 今朝くらいからゆっくりと上昇して、 現在は10nTに達しています。 はっきりとは分かりませんが、 11日のニュースでお知らせした、 10日朝に発生したCMEの乱れが到来しているのでしょうか。 磁場の南北成分は、南向きに強まっていて、 グラフの最後では -9nTに達しています。 ただ、速度が下がっているので、 磁気圏活動の強まりは限定的でしょう。 現在のAE指数は、 200nTの小さい変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部から東側にかけてコロナホールは見られず、 穏やかな太陽風はしばらく続きそうです。 太陽は、北西(右上)の3119黒点群で、 C3.5、C4.7などの小規模フレアが発生しています。 目立つ変化はこの程度で、 全体としては落ち着いた様子です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |