宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/10/17 13:21 更新 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C2の右端に、 太陽の向こう側を通り過ぎようと(外合)する 金星が見え始めました。 9月22日にC3の右端に見え始めたことをお知らせしていて、 約1か月でここまで来ました。 23日くらいに太陽を通り過ぎ、 その後1週間ほどで左側から画面の外に出て行くことになりそうです。 太陽風は、DSCOVR衛星のデータがやや不安定になっている印象ですが、 580km/秒前後の高速の状態が続いている様です。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄り、後半は北寄りになっています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数も、 グラフの途中までは1000nTに達する やや大きい活動が発生していますが、 最後は変化がなくなって、穏やかになっています。 27日周期の図で、前周期の太陽風と比較すると、 速度はより高速になっています。 今回の高まりはどこまで続くでしょうか。 太陽は、C1の小さい小規模フレアが3回発生した程度で、 穏やかになっています。 NOAA/SWPCのフレアリストでは、 1日にC1以下のフレアしか発生しなかったのは、 9月7日以来で、およそ40日ぶりです。 SOHO衛星LASCO C2の右端に金星が見え始めました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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