宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C6.1の小規模フレアが発生しました。
また、M3.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/12 06:15 C3.9
04:18 C2.9
03:08 C6.1
01:30 C3.6
10/11 19:48 M1.5
17:37 M3.9
14:07 C1.2
13:26 C2.4
12:31 C3.0
08:16 C3.2
07:01 C2.1
04:10 C3.2
01:07 M2.4
00:30 C4.9
10/10 13:24 C1.3
09:07 M1.0
08:36 C3.6
07:11 C4.1
06:49 C3.6
03:39 C2.0

黒点 10/12 (NOAA)
磁場 フレア
3112 12 βγ M4
3116 3 β ---
3118 3 β ---
3119 14 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 386 +0.4
-2 h 388 +0.4
-4 h 376 -0.3
-6 h 394 -2.3
-8 h 416 -1.9
-10 h 447 -1.4
-12 h 451 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^3
10/12 0.5 1x10^4
10/11 0.6 9x10^3
10/10 0.5 1x10^4
10/ 9 0.5 1x10^4
10/ 8 0.5 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/ 7 13:28 太陽は穏やかになっています。9月の黒点相対数は 96.3 でした。
2022/10/ 8 13:49 太陽風は高速ですが、磁気圏は穏やかになっています。
2022/10/ 9 12:47 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏は活動的になっています。
2022/10/10 13:16 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。
2022/10/11 12:58 M2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速に下がっています。
最新のニュース

2022/10/12 13:31 更新
太陽風はやや低速になっています。M3.9の中規模フレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、450km/秒から380km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
磁場強度も4nTから3nTへ下がって、やや弱い状態です。

磁場の南北成分は、弱い南向きの変化が発生して、
AE指数は250nTの小規模の変化が発生しています。
太陽風の速度が下がってきたので、
この後の磁気圏の変化は小規模に留まりそうです。

SDO衛星AIA93では、
太陽の中心部の北側(上)に小さいコロナホールが見えるだけで、
その他は、全体がぼんやりと光っています。
この後の太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、北西側(右上)の3112黒点群で、
M3.9、M1.5の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
その前のMフレアと違い、短時間だけ輝くタイプのフレアでした。

3112群では、その後もC3.6、C6.1などの
小規模フレアが発生しています。

また、左隣の3119群でも、
C2.、C3.9の小規模フレアが発生していて、
X線グラフが少しにぎやかになっています。





3112黒点群で発生したM3.9、M1.5フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。