宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/26 13:25 更新 フレアの発生は少なくなっています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日紹介したプロミネンス噴出の後のCME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 太陽から左下に向かって、コロナのガスが飛び出しています。 地球に対しては横方向の噴出なので、影響はないでしょう。 動画の中のC3の青の写真では、 先日紹介した様に、 明るく輝く金星が、写真の右端から左に向かって進んでいます。 また、暗いので見つけにくいですが、 太陽の右下では、 地球と太陽の間を通り過ぎた水星が、右へ向かって進んでいます。 背景の恒星たちよりも少し速く動いているのですが、 見つけられるでしょうか。 太陽は、昨日の午後、 25日15時(世界時25日6時)に3107群でC4.2、 25日16時(世界時25日7時)に3110群でC5.9 の小規模フレアが発生していますが、 以降はC1の小さい変化が発生している程度です。 活動は落ちつている様です。 太陽風は、380km/秒から300klm/秒へ速度が下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は5nT前後で平均的な状態です。 太陽の南西(右下)に進んでいるコロナホールの影響は来ていません。 これからやって来るのか、影響は来ないままなのか、 引き続き変化に注目してください。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は、後半から変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東側(左上)に次のコロナホールが見えています。 このコロナホールは、 形は変化していますが27日前にも見えていて、 27日周期の図を見ると、 9月3日から太陽風速度の高まりが始まっています。 27日後と考えると、 今回は4日後の30日くらいに変化が始まるかもしれません。 昨日で夏休みが終わり、 今日から学校がにぎやかになっています。 新型コロナの休校などの関係で、 今週は前期の最後の授業、来週から後期が始まります。 久しぶりの授業は、緊張します。 昨日、太陽の左下に噴出したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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