宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/26 04:29 C1.9
9/25 16:00 C5.9
15:15 C4.2
13:56 C3.1
11:54 C3.2
03:41 C6.1
02:02 C7.2
00:40 C7.2
9/24 23:23 C3.8
22:10 C5.0
21:07 C4.3
15:41 C3.0
14:26 C1.9
13:35 C4.2
08:16 C3.6
02:51 M1.7

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
3105 12 β ---
3107 17 β C7
3108 5 β ---
3109 3 β C4
3110 9 β M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 302 +1.9
-2 h 295 +0.5
-4 h 311 -0.6
-6 h 302 -0.0
-8 h 312 -2.1
-10 h 308 +0.5
-12 h 311 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 2x10^3
9/26 1.1 4x10^3
9/25 0.9 3x10^3
9/24 0.7 1x10^3
9/23 0.7 9x10^2
9/22 0.8 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/21 12:37 太陽風は500km/秒と高速です。3102黒点群でフレアが続いています。
2022/ 9/22 13:11 太陽の南東部でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
2022/ 9/23 13:00 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。Cクラスのフレアが続いています。
2022/ 9/24 13:11 太陽で左右にプロミネンスが噴出しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 9/25 13:07 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2022/ 9/26 13:25 更新
フレアの発生は少なくなっています。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日紹介したプロミネンス噴出の後のCME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
太陽から左下に向かって、コロナのガスが飛び出しています。
地球に対しては横方向の噴出なので、影響はないでしょう。

動画の中のC3の青の写真では、
先日紹介した様に、
明るく輝く金星が、写真の右端から左に向かって進んでいます。
また、暗いので見つけにくいですが、
太陽の右下では、
地球と太陽の間を通り過ぎた水星が、右へ向かって進んでいます。
背景の恒星たちよりも少し速く動いているのですが、
見つけられるでしょうか。

太陽は、昨日の午後、
25日15時(世界時25日6時)に3107群でC4.2、
25日16時(世界時25日7時)に3110群でC5.9
の小規模フレアが発生していますが、
以降はC1の小さい変化が発生している程度です。
活動は落ちつている様です。


太陽風は、380km/秒から300klm/秒へ速度が下がり、
低速の風になっています。
磁場強度は5nT前後で平均的な状態です。

太陽の南西(右下)に進んでいるコロナホールの影響は来ていません。
これからやって来るのか、影響は来ないままなのか、
引き続き変化に注目してください。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は、後半から変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北東側(左上)に次のコロナホールが見えています。
このコロナホールは、
形は変化していますが27日前にも見えていて、
27日周期の図を見ると、
9月3日から太陽風速度の高まりが始まっています。
27日後と考えると、
今回は4日後の30日くらいに変化が始まるかもしれません。




昨日で夏休みが終わり、
今日から学校がにぎやかになっています。
新型コロナの休校などの関係で、
今週は前期の最後の授業、来週から後期が始まります。
久しぶりの授業は、緊張します。




昨日、太陽の左下に噴出したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。