宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:00)
今日、C6.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/23 12:33 C6.0
08:58 C3.5
9/22 23:23 C3.6
20:27 C7.8
13:18 C1.7
10:26 C3.6
08:09 C6.7
9/21 20:00 C3.4
15:54 M1.0
14:13 C2.8
13:18 C1.5
03:37 C4.5
01:29 C3.8

黒点  9/23 (NOAA)
磁場 フレア
3102 8 β C5
3105 22 β C8
3107 6 β M1
3108 7 β ---
3109 6 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 410 +0.9
-2 h 424 +4.2
-4 h 439 +2.7
-6 h 437 +1.8
-8 h 409 +0.1
-10 h 374 -0.5
-12 h 388 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 5 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^2
9/23 0.7 9x10^2
9/22 0.8 5x10^2
9/21 0.8 8x10^2
9/20 1.3 5x10^2
9/19 1.9 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/18 13:59 M1.9、M2.6の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2022/ 9/19 12:50 太陽の南東の端でフレアが発生しています。太陽風の速度が高まっています。
2022/ 9/20 13:56 太陽の南東の端の活動が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 9/21 12:37 太陽風は500km/秒と高速です。3102黒点群でフレアが続いています。
2022/ 9/22 13:11 太陽の南東部でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
最新のニュース

2022/ 9/23 13:00 更新
太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。Cクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から一時的に440km/秒へ少し上がり、
現在は400km/秒に戻っています。
平均的な状態です。
磁場強度は、1〜2nTと弱い状態がしばらく続いた後、
急に10nT程度へ強まり、
現在は少し下がって8nTとやや強まった状態です。

全体としては穏やかな状態が続いていて、
注目していたコロナホールの影響はまだ見られません。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールはだいぶ西(右)に進んでいます。
この後、高速の太陽風が到来するでしょうか。

また、南半球のコロナホールは太陽の中心線に達しています。
3日後くらいにはこちらの影響も始まりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近か北寄りの傾向になっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。


太陽は、昨夜、22日20時半(世界時22日11時半)に、
南東(左下)の3105黒点群で発生したC7.8の小規模フレアを最大に、
C1〜3の小規模フレアが10回程度発生しています。

東端(左端)には新しい黒点が現れていて、
C1〜2のフレアを起こしています。
これからどの様な活動を起こすでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。