宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/22 13:11 更新 太陽の南東部でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の写真の右端に 太陽の向こう側を進んでいる金星が見え始めています。 1か月後に太陽の向こう側を通り過ぎるとのことで(10月23日に外合)、 これから11月下旬にかけて、 ゆっくりと写野を横切って行くことになります。 また、写真の左下をよく見ると、 周りの星よりも速く右に進んでいる少し明るい星があります。 これは地球を追い越そうとしている水星で、 明日、23日に内合を迎えるとのことです。 SOHO衛星のLASCO C2、C3は、 背景の星空にも注目すると、 様々な変化を見つけることができます。 太陽の南東の端に新しく現れた黒点は、 3107群と番号が付けられています。 この領域で、21日16時(世界時21日7時)に、 M1.0の中規模フレアが発生しました。 また、右側の3105群でも、 今朝、22日8時(世界時21日23時)に C6.7の小規模フレアが発生しています。 小さい活動も度々発生しています。 引き続き活動に注目して下さい。 太陽風は、速度が500km/秒から410k/秒へ次第に下がり、 高速風は終わって、平均的な速度に戻っています。 磁場強度は5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北向きの時間が長くなっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は変化が1回発生した程度です。 SDO衛星AIA193では、北半球のコロナホールは西に進み、 そろそろ影響が始まるかもしれません。 太陽風の磁場強度が強まり、 速度が上昇を始めるなどの変化が見られる可能性があります。 また、太陽の南東側(左下)にコロナホールが見えています。 緯度が高めですが、 5日後くらいからこちらの影響が始まるかもしれません。 SOHO衛星LASCO C3の右端に金星が見え始めました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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