宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
今日、C6.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/22 10:26 C3.6
08:09 C6.7
9/21 20:00 C3.4
15:54 M1.0
14:13 C2.8
13:18 C1.5
03:37 C4.5
01:29 C3.8
9/20 23:55 C7.7
20:17 M1.1
14:28 C5.5
05:11 C3.2

黒点  9/22 (NOAA)
磁場 フレア
3102 7 β M1
3105 8 β C7
3106 1 α ---
3107 2 β M1
3108 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 421 +2.0
-2 h 423 +2.0
-4 h 445 +2.7
-6 h 445 +4.2
-8 h 448 +2.5
-10 h 448 +2.2
-12 h 454 +2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
9/22 0.8 5x10^2
9/21 0.8 8x10^2
9/20 1.3 5x10^2
9/19 1.9 1x10^3
9/18 2.6 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/17 16:48 M7.9、M6.2の中規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。
2022/ 9/18 13:59 M1.9、M2.6の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2022/ 9/19 12:50 太陽の南東の端でフレアが発生しています。太陽風の速度が高まっています。
2022/ 9/20 13:56 太陽の南東の端の活動が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 9/21 12:37 太陽風は500km/秒と高速です。3102黒点群でフレアが続いています。
最新のニュース

2022/ 9/22 13:11 更新
太陽の南東部でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3の写真の右端に
太陽の向こう側を進んでいる金星が見え始めています。
1か月後に太陽の向こう側を通り過ぎるとのことで(10月23日に外合)、
これから11月下旬にかけて、
ゆっくりと写野を横切って行くことになります。

また、写真の左下をよく見ると、
周りの星よりも速く右に進んでいる少し明るい星があります。
これは地球を追い越そうとしている水星で、
明日、23日に内合を迎えるとのことです。

SOHO衛星のLASCO C2、C3は、
背景の星空にも注目すると、
様々な変化を見つけることができます。



太陽の南東の端に新しく現れた黒点は、
3107群と番号が付けられています。
この領域で、21日16時(世界時21日7時)に、
M1.0の中規模フレアが発生しました。

また、右側の3105群でも、
今朝、22日8時(世界時21日23時)に
C6.7の小規模フレアが発生しています。

小さい活動も度々発生しています。
引き続き活動に注目して下さい。


太陽風は、速度が500km/秒から410k/秒へ次第に下がり、
高速風は終わって、平均的な速度に戻っています。
磁場強度は5nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北向きの時間が長くなっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は変化が1回発生した程度です。

SDO衛星AIA193では、北半球のコロナホールは西に進み、
そろそろ影響が始まるかもしれません。
太陽風の磁場強度が強まり、
速度が上昇を始めるなどの変化が見られる可能性があります。

また、太陽の南東側(左下)にコロナホールが見えています。
緯度が高めですが、
5日後くらいからこちらの影響が始まるかもしれません。




SOHO衛星LASCO C3の右端に金星が見え始めました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。