宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 9/21 12:37 更新 太陽風は500km/秒と高速です。3102黒点群でフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後、 夕方にかけて450km/秒へ下がりましたが、 その後再び上昇して、 今朝以降、500km/秒と高速の状態に戻っています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、0nTか北向きの時間が長く、 時々南向きに変化する状態です。 このため、AE指数はグラフの中ほどで 500nTの中規模の変化が発生していますが、 その他は穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に進み、 明日くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 太陽風は、このまま高速の状態が続くのかもしれません。 太陽は、昨日の午後以降、 南西(右下)の3102黒点群でフレアが続き、 20日14時半(20日5時半)にC5.5、 20日20時(20日11時)にM1.0、 21日0時(20日15時)にC7.7、 21日3時半(20日18時半)にC4.5、 などの小・中規模のフレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 次々と明るい輝きが発生しています。 この後も活動は続くでしょうか。 太陽の南東の端(左下)には、新しい黒点が現れています。 黒点の位置から考えると、 8月26日のM7.2フレアなどを起こした3089黒点群が、 太陽の向こう側を回って戻って来たのではないかと思います。 現在はどの様な活動度でしょうか。 3102黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |