宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/18 13:59 更新 M1.9、M2.6の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。 担当 篠原 太陽の北西の端(右上)に沈んだ3098黒点群で、 Mクラスの中規模フレアがさらに2回発生しました。 17日22時半(世界時17日13時半)のM1.9と、 18日5時半(世界時17日20時半)のM2.6です。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 これを見ると、M1.9の方が迫力のある爆発になっています。 どちらもフレアの領域の上の方が見えただけなので、 実際の規模はこれよりも大きかったのではないでしょうか。 太陽のこちら側は、 C1台の小さい小規模フレアが起きた程度で、穏やかです。 太陽風は、速度が350km/秒から380km/秒へ少し上がり、 やや低速の状態です。 磁場強度は、7nTから10nTへゆっくりと上がり、強まっています。 SDO衛星AIA193では、 注目していたコロナホールは、北西の端にだいぶ近づいています。 遅れて弱い影響がやって来たのでしょうか。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、小規模の変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の東側(左側)に次のコロナホールが見えています。 4日後くらいから、この領域の影響が始まりそうです。 霧島は、今朝から風も雨も強くなっています。 台風14号は、夕方くらいに鹿児島の西を通過するそうで、 暴風雨の強まりはまだ続きそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 北西の端の向こう側で発生したM2.6のフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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