宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/13 13:17 更新 太陽風は低速になっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼過ぎに400km/秒台を割り、 現在は350km/秒へ下がっています。 太陽風は低速の風に変わっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 南北成分は、弱い南寄り(マイナス)から、 弱い北寄り(プラス)に傾向が変わっています。 磁気圏の活動は穏やかになっています。 AE指数は、前半は小規模の変化が見られますが、 途中から変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北側にコロナホールの薄暗い領域が見えています。 この領域の影響は3日後くらいからと考えると、 それまでは穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、北西(右上)の3098黒点群で、 今朝、13日8時半(世界時12日23時半)に、 M1.7の中規模フレアが発生しました。 Mクラスのフレアの発生は、 世界時9月5日のM1.0以来、一週間ぶりです。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 X線のグラフが短時間だけ上昇するフレアで、 動画でも一瞬明るく輝くだけです。 太陽の北西の端の3101黒点群でもフレアが続いていて、 C6.3、C7.4などの小規模フレアが発生しています。 太陽の可視光写真を見ると、 南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。 緯度と出現のタイミングから考えると、 この領域は、8月25〜30日にかけて Mクラスのフレアを次々と起こした3088黒点群が、 太陽の向こう側を回って再びこちら側に現れたのかもしれません。 現在の活動度はどの程度でしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 どちらの衛星も1万以下に下がっています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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