宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/15 13:56 更新 太陽風の磁場が強まっています。低速の風が続いています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度が強まっています。 最初の変化はグラフの左端で、 3nTと弱い状態から、5〜10nTへやや強まる変化が発生しました。 そして、グラフの後半で15nTへ更に強まる変化が発生しています。 小規模のCME(コロナ質量放出)などの乱れが 複雑に到来している様です。 太陽風の速度は、グラフの中盤で 300km/秒から320km/秒へ少し上がった程度です。 低速の状態が続いています。 磁場が強まって、南向きの変化がしばらく強まったため、 AE指数は、200〜500nTの小規模の変化が続きました。 太陽風のグラフの後半で、 磁場は北向きに切り替わったので、 AE指数も終わりの頃は変化がなくなっています。 この後、磁場が強まった状態で、 再び南向きに切り替わる変化が発生すると、 磁気圏の活動もある程度強まるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが西に進んでいます。 明日くらいから速度の高まりが始まるかもしれません。 太陽は、北西(右上)の3098黒点群で、 昨夕、14日18時半(世界時14日9時半)に M1.1の中規模フレアが発生しました。 3098群では、C5.9、C3.8などの小規模フレアも発生しています。 また、南東(左下)の3102群では、C7.7、C2.3などの 小規模フレアが発生しています。 太陽は、ある程度活動的な状態が続いています。 台風14号が18日(日)に鹿児島へ来るとの予報です。 対策として、明日、16日夕方から20日午前まで、 学内LANを停止するとのことです。 これから、ニュースの学外待避の準備を始めます。 このため、連休中は速報メールなどは停止することになります。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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