宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/16 13:10 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 320〜330km/秒と低速の状態が続いています。 昨日、15nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、 その後はゆっくりと低下して、現在は9nTです。 まだ強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、北向きで推移しています。 このため磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが西側にだいぶ進んでいます。 そろそろ影響が地球に到来しても良い頃ですが、 この後、速度の高まりが始まるでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽では、昨日の午後、15日15時(世界時15日6時)に、 C6.4の小規模フレアが発生しました。 これは、北西の端(右上)の向こう側で発生した現象です。 このため、実際の規模は これよりも大きかった可能性があります。 太陽のこちら側では、 C1〜3の小規模フレアが6回ほど発生しています。 また、15日16時(世界時15日7時)に、 西側(右側)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304による動画を掲載します。 薄暗いコロナの帯が右に向かって噴き出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 太陽の右に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。 地球に対しては横方向に近い噴出なので、影響はないでしょう。 台風14号は、18日の昼にかなり近くを通過しそうです。 学内LANの停止に対応するため、 今日の午後にサーバーを外部に移します。 ニュースの更新は続ける予定ですが、 フレア速報やグラフの更新などは20日の昼頃まで停止します。 太陽の西側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが太陽の右に噴出しています。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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