宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/17 16:48 更新 M7.9、M6.2の中規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の北西の端(左上)にあった3098黒点群で、 昨夕、16日18時半(世界時16日9時半)にM7.9、 深夜、17日1時(世界時16日16時)にM6.2と、 やや大きい中規模フレアが2回発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 その後も、3098群では C1〜2の小さい小規模フレアが続いていますが、 太陽の向こう側に進んだので、 地球からは見えなくなっています。 また、南東(左下)の3102黒点群でも、 C1〜2の小規模フレアが発生しています。 太陽風は、330〜350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTに下がって、7nTへ少し上がっています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかです。 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の北半球のコロナホールは、 だいぶ西に進んでいます。 これから影響がやって来るのか、 特に変化がないまま過ぎていくのか、 この後も注目して下さい。 記事の更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。 作図や記事作成の環境がなかなか整わず、手間取ってしまいました。 まだ不完全な部分もあるので、引き続き作業を進めます。 台風14号は、こちらへ向かっている様ですが、 霧島では昨日よりも風が穏やかになっていて、不思議な感じです。 昼頃から雨が降り始めましたが、まだ穏やかです。 明日は暴風雨との予報ですので、家に閉じこもるつもりです。 3098黒点群で発生した、M7.9、M6.2の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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