宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/14 13:25 更新 小規模フレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の北西側(右上)でフレアの発生が続いています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 動画の左側の3098黒点群は、 14日0時(世界時13日15時)のC9.2を最大に、 C7.2、C4.4、C4.1などの小規模フレアを起こしています。 動画では西の端に隠れていく3101黒点群でも、 C7.0、C6.7、C3.7などの小規模フレアが発生しています。 また、太陽の南東(左下)の9102黒点群でも、 C4.0、C2.4の小規模フレアが発生しています。 GOES衛星のX線グラフは、全体が高まった状態で、 Cクラスの変化が次々と発生しています。 太陽風は、一部にデータの乱れがありますが、 速度は350km/秒から300km/秒へ下がり、 より低速の風になっています。 太陽風の磁場強度は、4nTで推移していましたが、 グラフの最後で3nTへ一段下がっています。 ここで、太陽風磁場の大まかな方向(太陽風の2番目のグラフ)が、 「A」から「T」へ切り替わっています。 27日周期の図を見ると、 前周期も8月16日にこの切り替わりが発生しています。 1日半ほど遅れて変化が帰ってきた様です。 磁気圏は穏やかです。 AE指数はほとんど変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球にコロナホールが見えています。 明後日くらいから、 この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。 コロナホールの広がりが小さいので、 影響はあまり強まらないかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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