宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/12 09:58 更新 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨日の夕方くらいから、 太陽の北西側(右上)の3098黒点群と3101黒点群の活動が高まり、 今朝、12日7時(世界時11日22時)のC6.1を最高に、 C1〜5の小規模フレアが10回程度発生しています。 1枚目にSDO衛星AIA131の動画を掲載します。 左の3098群と右の3101群で次々とフレアが発生しています。 また、2枚目は、3098群の1日間の発達の様子です。 昨日に比べて黒点が大きく目立つ様になっています。 フレアの規模も少しずつ大きくなっているので、 この後の活動に注目して下さい。 太陽風は、430km/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度も、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南寄りの変化をしていますが、 振れ幅は小さく、 速度も下がってきたので 磁気圏の活動は規模が小さくなっています。 AE指数は、800nTの変化も起きていますが、 全体としては400nT前後の小規模の変化が続く様になっています。 SDO衛星AIA193を見ると、 北東側(左上)にコロナホールの薄暗い領域がありますが、 中心部はぼんやりと光っているだけです。 27日周期の図を見ると、 前周期は8月17日から太陽風の速度が高まっていますが、 この頃は太陽の中心部に縦に細く伸びるコロナホールがありました。 (図の上部の小さい太陽写真で見ることができます) しかし、現在はこのコロナホールは消えているので、 太陽風速度の高まりも消えている可能性があります。 明日以降、太陽風がどの様に推移するか注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、 2機とも1万を超える状態が続いています。 3098黒点群(左)と3101黒点群(右)の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) この1日間の3098黒点群の発達の様子。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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