宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 9/11 08:47 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動はやや活発です。 担当 篠原 400km/秒に下がっていた太陽風の速度は、 昨日のニュース以降は少し上がって、現在は450km/秒です。 変化は小幅で、平均的な状態は続いています。 磁場強度は6nTと、こちらも平均的な状態です。 南北成分は南向き(マイナス)の変化が目立つ様になり、 -5nT程度の変化が頻繁に発生しています。 このため、磁気圏の活動は少し強まっていて、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が次々と発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部にコロナホールは特に見られません、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、南東(左下)の黒点群で C1〜2の小規模フレアが度々発生するようになっています。 この後、規模が大きくなるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いています。 太陽風が平均的な状態に戻っているので、 この後はゆっくりと減少していくでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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