宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 9/ 9 13:23 更新 高速の太陽風が続いていますが、速度は次第に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は少し下がって、500km/秒前後で推移しています。 高速の状態は続いていますが、 終わりが近付いているのかもしれません。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南北に変化する状態が続いています。 このため磁気圏の活動も続いていて、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が 繰り返し発生しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も、 8月13日以降は速度が次第に低下しています。 今回もゆっくりと下がっていくのでしょうか。 太陽は、北東側(左上)の3096群、3098群などで、 C1〜2の小さい小規模フレアが8回ほど発生しています。 全体としては、比較的穏やかな印象です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 増加した状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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