宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 9/ 8 13:31 更新 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏の活動も続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度のデータがやや不安定になっていますが、 550km/秒前後で推移している様で、 高速の状態が続いています。 27日周期の図を見ると、 9月3日に高速風が始まって、5日が過ぎようとしています。 図の上のグラフで27日前の太陽風を見ると、 8月15日まで速度の高まりが続いています。 ここまで達するには、 あと4日ほど高速風が続く必要がありますが、 今回はどこまで伸びるでしょうか。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 南北成分は、南(マイナス)を向いたり北(プラス)を向いたり、 ゆっくりと変化しています。 AE指数を見ると、 南を向いた頃に磁気圏の活動が強まっていて、 500nTと中規模から、 最大1400nTに達する大きい変化も発生しています。 高速太陽風が続けば、 磁気圏の活動も高まった状態が続きそうです。 太陽は、北東(左上)の3096黒点群で、 C1の小さい小規模フレアが3回発生したり、 他の黒点群で小さい活動が頻繁に発生していますが、 X線グラフを見ると、全体としては穏やかな状態です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 2つの衛星とも1万の線を超えて増加しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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