宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
昨日、C3.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 8 --- ---
9/ 7 03:26 C3.2
9/ 6 20:22 C2.3
14:20 C1.3
13:35 C1.3
05:15 C3.8
04:56 C2.9
03:00 M1.1
02:15 C4.7

黒点  9/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3092 3 α ---
3093 1 α ---
3094 8 β ---
3096 6 β C1
3097 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 539 -3.7
-2 h 532 -3.0
-4 h 518 -0.3
-6 h 548 -0.2
-8 h 547 +1.6
-10 h 548 +2.5
-12 h 565 -5.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -27 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -34 -/ -
-10 h -47 -/ -
-12 h -34 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^4
9/ 8 0.5 5x10^4
9/ 7 0.5 2x10^4
9/ 6 0.5 3x10^4
9/ 5 0.5 1x10^4
9/ 4 0.5 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/ 3 13:31 太陽風は平均的な速度が続いています。フィラメント噴出が発生しました。
2022/ 9/ 4 13:50 太陽風は高速風になり、磁気圏の活動も活発です。3089黒点群でCフレアが続いています。
2022/ 9/ 5 13:51 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は活発な状態が続きました。
2022/ 9/ 6 13:31 太陽の反対側でCMEが発生しました。高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/ 9/ 7 13:29 高速の太陽風が続いています。8月の黒点相対数は 75.4 でした。
最新のニュース

2022/ 9/ 8 13:31 更新
太陽風は高速の状態が続き、磁気圏の活動も続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度のデータがやや不安定になっていますが、
550km/秒前後で推移している様で、
高速の状態が続いています。

27日周期の図を見ると、
9月3日に高速風が始まって、5日が過ぎようとしています。

図の上のグラフで27日前の太陽風を見ると、
8月15日まで速度の高まりが続いています。
ここまで達するには、
あと4日ほど高速風が続く必要がありますが、
今回はどこまで伸びるでしょうか。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
南北成分は、南(マイナス)を向いたり北(プラス)を向いたり、
ゆっくりと変化しています。
AE指数を見ると、
南を向いた頃に磁気圏の活動が強まっていて、
500nTと中規模から、
最大1400nTに達する大きい変化も発生しています。

高速太陽風が続けば、
磁気圏の活動も高まった状態が続きそうです。


太陽は、北東(左上)の3096黒点群で、
C1の小さい小規模フレアが3回発生したり、
他の黒点群で小さい活動が頻繁に発生していますが、
X線グラフを見ると、全体としては穏やかな状態です。


放射線帯の高エネルギー電子は、
2つの衛星とも1万の線を超えて増加しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。