宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 8/ 2 12:41 更新 太陽風は500km/秒と高速です。太陽は穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に、 一旦、440km/秒へ下がりましたが、 今日の未明から再び高まり、 500km/秒と高速の状態に戻っています。 磁場強度は、5〜8nTと少し強めの状態で推移しています。 南北成分はやや北寄りの傾向で、 時々、南向きの変化が発生しています。 磁気圏は比較的穏やかな状態で推移していて、 AE指数は、時々、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは西に進み、 太陽の中心部はぼんやりと光ってコロナホールはなく、 東端(左端)に小さくコロナホールが見えている程度です。 現在の高速風の後は、しばらく穏やかな太陽風になりそうです。 太陽は、南西の端(右下)の領域で Bクラスの小さいフレアが数回発生しています。 黒点は、大きいですが3068群ぽつんとが見えるだけで、 全体としては、太陽は穏やかな状態です。 昨日、C9.3の小規模フレアを起こした北東の端(左上)は、 その後は目立った活動を起こしていません。 STEREO Ahead衛星を見ると、 南東の端(左下)の向こう側から活動的な領域が近づいている様です。 こちら側に現れるときは、どの様な活動度になっているでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |