宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/31 --- ---
7/30 --- ---
7/29 13:28 C4.2

黒点  7/31 (NOAA)
磁場 フレア
3062 1 α ---
3068 6 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 350 -2.0
-2 h 351 +2.7
-4 h 351 +0.0
-6 h 342 +4.4
-8 h 338 +1.6
-10 h 361 +5.6
-12 h 346 +5.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 28 -/ -
-2 h 25 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^3
7/31 0.6 2x10^3
7/30 0.5 2x10^3
7/29 0.5 3x10^3
7/28 0.5 5x10^3
7/27 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/26 12:45 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 7/27 13:11 太陽風は平均的な速度が続いています。C8.5の小規模フレアが発生しました。
2022/ 7/28 13:17 太陽風は平均的な速度です。太陽も穏やかです。
2022/ 7/29 14:31 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。
2022/ 7/30 13:51 太陽風はより低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2022/ 7/31 13:24 更新
太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日の昼、30日12時(世界時30日3時)に、
SOHO衛星LASCO C2で、
太陽の下半分を囲む様に広がる
CME(コロナ質量放出)が観測されました。
C2、C3による動画を掲載します。

太陽を地球よりも左斜めから観測している
STEREO Ahead衛星のCOR2では、
CMEは左側に少し偏って広がっています。
このため、CMEは太陽の向こう側で発生した様です。
従って、地球への影響はありません。

太陽のこちら側はとても穏やかです。
X線グラフは、Bクラスの小さい変化が
数回発生している程度です。


太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、5nTから10nTへ上がり、
その後8nTへ少し下がる変化をしています。
少し強まった状態です。

磁場の南北成分は、北寄りとなっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールがだいぶ西に進んでいます。
この後、この領域の影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。



太陽の向こう側で発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星COR2によるCME。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。