宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 7/29 14:31 更新 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/から370km/秒へ少し下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は、8nTから6nTへ下がって、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっていて、 時々南向きに変化しています。 そのタイミングで磁気圏の活動が少し高まって、 AE指数に300nTの小さい変化が発生していますが、 全体としては穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 南半球の中緯度域にコロナホールが見えています。 3日後くらいから速度が高まるかもしれません。 太陽は、先ほど、29日13時半(世界時29日4時半)に、 南東の端(左下)の3068黒点群で C4.2の小規模フレアが発生しました。 3068群は、黒点が少し大きくなっています。 その他は目立った変化はなく、穏やかな状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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