宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 7/28 13:17 更新 太陽風は平均的な速度です。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、470km/秒から400km/秒へ下がり、 平均的な状態です。 磁場強度は、5nTから8nTへ少し強まっていますが、 変化としては小幅です。 磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に変化しています。 磁気圏の活動は少し高まっている様ですが、 南向きの変化は小さく、速度も特に高まっていないので、 AE指数は、小規模の変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 南東(左下)にコロナホールの暗い広がりが見えています。 緯度が高めですが、地球への影響はどうなるでしょうか。 太陽は、南東の端の黒点で、 C3.5の小規模フレアが発生していますが、 X線グラフは変化が少ない状態です。 SDO衛星AIA193によると、 今日未明、28日2時(世界時27日17時)頃に、 太陽の南側でフィラメント噴出が発生した様です。 これにより、弱いCME(コロナ質量放出)が発生してるかもしれません。 緯度が高めですが、太陽の中心線付近で発生しているので、 弱い影響がやって来るかもしれません。 太陽の南側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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