宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
今日、C8.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/27 00:15 C8.5
7/26 --- ---
7/25 17:26 C1.4

黒点  7/27 (NOAA)
磁場 フレア
3059 1 α ---
3062 2 β ---
3064 2 β ---
3065 6 β ---
3066 4 β ---
3067 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 449 -1.0
-2 h 480 -3.0
-4 h 427 -2.1
-6 h 379 -0.4
-8 h 402 -1.8
-10 h 389 +0.4
-12 h 389 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
7/27 0.5 3x10^3
7/26 0.5 3x10^3
7/25 0.5 3x10^3
7/24 0.5 1x10^3
7/23 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/22 13:02 CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 7/23 13:01 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速の状態です。
2022/ 7/24 12:08 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風の乱れは落ち着いています。
2022/ 7/25 13:40 太陽風はやや高速で、太陽風は穏やかになりそうです。
2022/ 7/26 12:45 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 7/27 13:11 更新
太陽風は平均的な速度が続いています。C8.5の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、DSCOVR衛星のデータが良くない様なので、
ACE衛星のグラフを参照して下さい。
(NOAA/SWPCのページもACE衛星の値が表示されていました)

これによると、今朝までは400km/秒で安定していましたが、
グラフの最後で470km/秒くらいに高まる変化が発生しています。

磁場のグラフは、どちらの図も同じ様な変化になっていて、
7nTに少し強まった状態が続いていましたが、
速度と反対に、こちらはグラフの最後で5nTへ少し下がっています。

磁場データに特に変化が見られないので、
速度の高まりは一時的な変化で終わるのではないでしょうか。

磁場の南北成分は、グラフの中盤から弱い南寄りになっています。
速度は平均的な状態なので、磁気圏の活動は特に高まってはおらず、
AE指数は、300nTの小規模の変化が時々発生している程度です。

SDO衛星AIA193は、
太陽の中心部に目立つ規模のコロナホールはなく、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、深夜、27日0時(世界時26日15時)に、
北西の端(右上)の3060黒点群で、
C8.5と大きめの小規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
ぎりぎりこちら側の現象の様です。

その他は、SDO衛星AIA193でも明るい領域が少ない状態で、
太陽は穏やかに推移しています。



太陽の北西の端で発生したC8.5の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。