宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/23 13:01 更新 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速の状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの直後に500km/秒を超えて高速風になり、 以降、今朝にかけて530km/秒前後で推移していました。 コロナホールの影響が本格化した様です。 一方、磁場強度は、 10nTから6nTへゆっくりと低下が続いていましたが、 23日11時半(世界時23日2時半)に、 急に15nTへ強まる変化が到来しました。 一昨日、21日の朝に発生したCME(コロナ質量放出)による 太陽風の乱れが到来した様です。 速度も同様に530km/秒から660km/秒へ高まっていて、 一段と高速の風に変わっています。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場が強まった後は南寄りになっていますが、 上がったり下がったり変化していて、 単純に南向きに強まる様な変化には、今のところなっていません。 AE指数のグラフは、 太陽風の乱れの到来までは小さい変化に留まっていましたが、 グラフの最後で1000nTに達する急な変化が発生しています。 太陽風の速度がだいぶ高まっているので、 磁気圏活動は強まりやすい条件になっていますが、 この後どの様に変化するか、太陽風磁場と共に注目してください。 太陽は、C1の小さい小規模フレアが2回発生した程度で、 穏やかな状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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