宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/15 12:18 更新 M1.2、M2.8と中規模フレアが2回発生しています。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)に、3058黒点群が現れました。 この領域で、昨日の昼、14日13時半(世界時14日4時半)に、 M1.2の中規模フレアが発生しました。 そして、今朝、15日6時半(世界時14日21時半)にも、 M2.8の中規模フレアが発生しています。 M2.8フレアの様子を、 GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。 短い時間で輝くタイプのフレアです。 3058黒点群はこの後も活動を続けるでしょうか。 また、3053、3056黒点群でも C2〜6の小規模フレアの発生が続いています。 これらの領域を含めて、活動に注目してください。 太陽では、昨夜から今日未明にかけて、 南東の端(左下)でプロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 こちらも雄大な光景です。 太陽の横側で発生しているので、地球への影響はありません。 太陽風は、DSCOVR衛星のデータでは、 570km/秒前後の高速の風となっています。 しかし、昨日同様、ACE衛星のデータでは、 450km/秒前後と平均的な状態です。 AE指数の変化が特に強まっていることもないことから、 ACE衛星の速度の方が、 より正しい値なのではないかと思います。 そのAE指数は、グラフの途中までは変化がなく、 後半に小規模の変化が続く様になっています。 DSCOVR衛星の磁場の南北成分は、 グラフの前半は北寄りですが、後半は南向きになっています。 この変化に対応している様です。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南東で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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