宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
今日、M2.8の中規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/15 08:03 C4.0
06:43 M2.8
01:23 C6.3
7/14 22:59 C6.5
22:15 C6.7
21:19 C2.9
20:52 C2.8
19:04 C3.0
15:43 C2.6
14:39 C4.5
13:54 C5.4
13:09 M1.2
11:50 C4.2
09:45 C5.1
05:40 C3.0
04:23 C3.3
7/13 16:17 C2.3
10:43 C2.6
08:26 C2.3

黒点  7/15 (NOAA)
磁場 フレア
3053 14 β C6
3055 24 β C2
3056 28 β C6
3057 10 β C2
3058 7 β M3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 571 -2.3
-2 h 576 -2.9
-4 h 574 -3.4
-6 h 564 -2.3
-8 h 574 -3.1
-10 h 571 -1.5
-12 h 573 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^2
7/15 0.5 4x10^2
7/14 0.6 4x10^2
7/13 0.8 4x10^2
7/12 0.9 4x10^2
7/11 1.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/10 13:24 C8.5などの小規模フレアが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2022/ 7/11 12:21 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2022/ 7/12 12:41 フレアの発生が増えています。太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。
2022/ 7/13 13:46 太陽風の速度がやや高まっています。Cクラスのフレアが続いています。
2022/ 7/14 12:11 小型の彗星が太陽に近付きました。太陽風は高速の様です。
最新のニュース

2022/ 7/15 12:18 更新
M1.2、M2.8と中規模フレアが2回発生しています。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)に、3058黒点群が現れました。
この領域で、昨日の昼、14日13時半(世界時14日4時半)に、
M1.2の中規模フレアが発生しました。
そして、今朝、15日6時半(世界時14日21時半)にも、
M2.8の中規模フレアが発生しています。

M2.8フレアの様子を、
GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。
短い時間で輝くタイプのフレアです。

3058黒点群はこの後も活動を続けるでしょうか。
また、3053、3056黒点群でも
C2〜6の小規模フレアの発生が続いています。
これらの領域を含めて、活動に注目してください。

太陽では、昨夜から今日未明にかけて、
南東の端(左下)でプロミネンスの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
こちらも雄大な光景です。
太陽の横側で発生しているので、地球への影響はありません。


太陽風は、DSCOVR衛星のデータでは、
570km/秒前後の高速の風となっています。
しかし、昨日同様、ACE衛星のデータでは、
450km/秒前後と平均的な状態です。

AE指数の変化が特に強まっていることもないことから、
ACE衛星の速度の方が、
より正しい値なのではないかと思います。

そのAE指数は、グラフの途中までは変化がなく、
後半に小規模の変化が続く様になっています。
DSCOVR衛星の磁場の南北成分は、
グラフの前半は北寄りですが、後半は南向きになっています。
この変化に対応している様です。



3058黒点群で発生したM2.8の中規模フレア。GOES衛星SUVI 131。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南東で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。