宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/10 13:24 更新 C8.5などの小規模フレアが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨夜、9日22時半(世界時9日13時半)に、 太陽の西の端近く(右端)の3047黒点群で C8.5の小規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131、304による動画を掲載します。 赤色の304の画像では、 プロミネンスが噴出する様子が見えています。 このフレアに伴うCME(コロナ質量放出)を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 太陽から右に向かってコロナのガスが飛び出しています。 地球に対しては横向きなので、影響はないでしょう。 動画では、追いかけるように次のCMEが太陽の右上に向かっています。 これは、太陽の向こう側の現象の様です。 太陽では、今朝早くに、 北西側(右上)の3051群でC5.1、 中心部の3052群でC4.6の小規模フレアが発生しています。 以降は落ち着いていますが、この後はどう推移するでしょうか。 太陽風は、昨日のニュースの後ゆっくりと速度が上がり、 今日に入る頃から380km/秒とやや低速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は400nTの小規模の変化が1回起きている程度で、 その他は静かです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 中心部から南側に濃い筋がいくつも伸びていますが、 これらはダークフィラメントの様です。 太陽風は穏やかに推移しそうです。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが太陽の右に噴出しています。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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