宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
今日、C7.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/12 12:22 C7.6
7/11 18:12 M1.1
16:00 C5.1
14:37 C2.2
10:46 C8.8
10:09 C3.5
09:37 C4.2
09:07 C3.0
08:31 M1.3
07:11 C3.4
06:52 C2.9
02:46 C4.2
00:08 C2.8
7/10 22:56 C4.1
22:21 C2.8
20:48 C2.5
18:19 C2.9
07:30 C4.6
06:00 C5.1

黒点  7/12 (NOAA)
磁場 フレア
3046 1 α C5
3051 2 α C5
3052 1 α C5
3053 24 β C4
3055 25 β C2
3056 9 β M1
3057 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 330 -0.1
-2 h 332 -2.0
-4 h 345 -2.7
-6 h 356 -4.2
-8 h 355 -3.2
-10 h 357 -6.4
-12 h 310 -3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 1 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 3x10^1
7/12 0.9 4x10^2
7/11 1.7 2x10^2
7/10 5.0 2x10^2
7/ 9 0.7 2x10^2
7/ 8 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/ 7 12:09 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/ 7/ 8 13:08 太陽風磁場の強まりが到来し、南向きに強まって磁気圏の活動が激しくなりました。
2022/ 7/ 9 13:47 M2.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わっています。
2022/ 7/10 13:24 C8.5などの小規模フレアが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2022/ 7/11 12:21 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2022/ 7/12 12:41 更新
フレアの発生が増えています。太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。

担当 篠原

太陽の南東(左下)の3056黒点群では、
昨夕、11日18時(世界時)11日9時に、
M1.1の中規模フレアが発生しています。

その他、中心部北側の3053群、南側の3055群、
北東(左上)の3057群、北西(右上)の3046群など、
あちこちでCクラスの小規模フレアが発生しています。
規模は小さいですが、太陽が少しにぎやかになっています。

黒点では、中心部南側の3055群が大きく目立っています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

フレアの活動としては、北側の3053群の方が目立っています。
その他の領域も含めて、今後の活動に注目してください。


太陽風は、速度が320km/秒から360km/秒へ少し上がり、
再び330km/秒へ少し下がっています。
低速の中での変化です。

磁場強度は、3nTとやや弱かったのですが、
昨夜くらいから高まって、10〜12nTとやや強まった状態です。
磁場の南北成分は、グラフの途中から南寄りで変化する様になり、
AE指数は500nT程度の小規模の変化が続く様になっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは特に見られないのですが、
この後の太陽風はどの様になるでしょうか。



3055黒点群の様子。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。