宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/12 12:41 更新 フレアの発生が増えています。太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の3056黒点群では、 昨夕、11日18時(世界時)11日9時に、 M1.1の中規模フレアが発生しています。 その他、中心部北側の3053群、南側の3055群、 北東(左上)の3057群、北西(右上)の3046群など、 あちこちでCクラスの小規模フレアが発生しています。 規模は小さいですが、太陽が少しにぎやかになっています。 黒点では、中心部南側の3055群が大きく目立っています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 フレアの活動としては、北側の3053群の方が目立っています。 その他の領域も含めて、今後の活動に注目してください。 太陽風は、速度が320km/秒から360km/秒へ少し上がり、 再び330km/秒へ少し下がっています。 低速の中での変化です。 磁場強度は、3nTとやや弱かったのですが、 昨夜くらいから高まって、10〜12nTとやや強まった状態です。 磁場の南北成分は、グラフの途中から南寄りで変化する様になり、 AE指数は500nT程度の小規模の変化が続く様になっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは特に見られないのですが、 この後の太陽風はどの様になるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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