宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:11)
今日、C5.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/14 11:50 C4.2
09:45 C5.1
05:40 C3.0
04:23 C3.3
7/13 16:17 C2.3
10:43 C2.6
08:26 C2.3
7/12 22:50 C7.5
22:26 C3.3
20:51 C4.0
18:38 C2.9
12:22 C7.6

黒点  7/14 (NOAA)
磁場 フレア
3053 19 β C4
3055 27 β C2
3056 7 β C8
3057 8 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 539 +0.1
-2 h 542 +1.8
-4 h 401 +2.0
-6 h 498 +1.9
-8 h 557 +1.9
-10 h 518 +0.8
-12 h 498 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 3 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^2
7/14 0.6 4x10^2
7/13 0.8 4x10^2
7/12 0.9 4x10^2
7/11 1.7 2x10^2
7/10 5.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/ 9 13:47 M2.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わっています。
2022/ 7/10 13:24 C8.5などの小規模フレアが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2022/ 7/11 12:21 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2022/ 7/12 12:41 フレアの発生が増えています。太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。
2022/ 7/13 13:46 太陽風の速度がやや高まっています。Cクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2022/ 7/14 12:11 更新
小型の彗星が太陽に近付きました。太陽風は高速の様です。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3、C2のコロナグラフで、
昨日の午後にかけて太陽に接近していく小型の彗星が見えました。
1日半ほどの動画を掲載します。
右下から小さい光点が太陽に近付き、
やがて尾が伸びて彗星らしくなります。

宇宙天気の現象ではありませんが、
LASCO C2、C3で時々見つけることができます。


DSCOVR衛星によると、
太陽風の速度は、昨日のニュースの後に500km/秒台に高まり、
現在も500〜550km/秒の高速の状態が続いています。

一方、ACE衛星のグラフを見ると、
速度は450km/秒前後で推移していて、やや高速程度です。
ちょっと判断しにくい状態になっています。

太陽風の磁場強度は、5nTから7nTへ少し上がっています。
南北成分は、南寄りから北寄りへゆっくり変化していて、
南寄りだった時間帯に、AE指数は500nT程度の変化が発生しています。
その後は静かです。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、
太陽風の速度はあまり高まりそうにないのですが、
どの様に推移するでしょうか。


太陽は、今朝、14日10時(世界時14日1時)に、
北西(右上)の3053黒点群で、C5.1の小規模フレアが発生しています。

その他にも、3053、3055、3056群で、
C1〜C3の小規模フレアが10回程度発生しています。
激しくはありませんが、小さい活動があちこちで見えています。




小型の彗星が太陽に近付いていきました。SOHO衛星LASCO C3、C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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