宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 7/14 12:11 更新 小型の彗星が太陽に近付きました。太陽風は高速の様です。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3、C2のコロナグラフで、 昨日の午後にかけて太陽に接近していく小型の彗星が見えました。 1日半ほどの動画を掲載します。 右下から小さい光点が太陽に近付き、 やがて尾が伸びて彗星らしくなります。 宇宙天気の現象ではありませんが、 LASCO C2、C3で時々見つけることができます。 DSCOVR衛星によると、 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に500km/秒台に高まり、 現在も500〜550km/秒の高速の状態が続いています。 一方、ACE衛星のグラフを見ると、 速度は450km/秒前後で推移していて、やや高速程度です。 ちょっと判断しにくい状態になっています。 太陽風の磁場強度は、5nTから7nTへ少し上がっています。 南北成分は、南寄りから北寄りへゆっくり変化していて、 南寄りだった時間帯に、AE指数は500nT程度の変化が発生しています。 その後は静かです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風の速度はあまり高まりそうにないのですが、 どの様に推移するでしょうか。 太陽は、今朝、14日10時(世界時14日1時)に、 北西(右上)の3053黒点群で、C5.1の小規模フレアが発生しています。 その他にも、3053、3055、3056群で、 C1〜C3の小規模フレアが10回程度発生しています。 激しくはありませんが、小さい活動があちこちで見えています。 小型の彗星が太陽に近付いていきました。SOHO衛星LASCO C3、C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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