宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 8 --- ---
7/ 7 --- ---
7/ 6 --- ---

黒点  7/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3046 2 α ---
3051 3 β ---
3052 7 β ---
3053 11 β C1
3054 1 α ---
3055 4 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 410 +12.3
-2 h 402 -3.2
-4 h 375 -8.3
-6 h 382 -11.2
-8 h 388 -13.1
-10 h 390 -15.1
-12 h 397 -16.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -78 -/ -
-2 h -64 -/ -
-4 h -77 -/ -
-6 h -77 -/ -
-8 h -71 -/ -
-10 h -52 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^1
7/ 8 0.6 2x10^2
7/ 7 0.6 3x10^2
7/ 6 0.6 3x10^2
7/ 5 0.7 3x10^2
7/ 4 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/ 3 13:15 太陽風磁場の強まりは終わりました。太陽風は低速です。
2022/ 7/ 4 14:31 太陽風磁場が再び強まっています。コロナホールの影響が始まりそうです。
2022/ 7/ 5 14:24 C9.8の小規模フレアが発生しています。6月の黒点相対数は 70.5 でした。
2022/ 7/ 6 13:53 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/ 7/ 7 12:09 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2022/ 7/ 8 13:08 更新
太陽風磁場の強まりが到来し、南向きに強まって磁気圏の活動が激しくなりました。

担当 篠原

昨夜から太陽風の磁場が強まり、
南向きに変化して磁気圏の活動を強めています。

DSCOVR衛星のデータを見ると、
最初の変化は、7日15時(世界時7日6時)の
速度と密度の急な高まりです。
変化は小さく、速度は310km/秒から330km/秒に上がった程度です。
続いて、7日17時(世界時7日8時)に小さい変化が到来し、
速度は330km/秒から360km/秒へ、
磁場強度も3nTから8nTへ少し強まります。

その後、速度は400km/秒へ次第に高まりますが、
7日19時(世界時7日10時)過ぎから磁場強度が本格的に強まり始め、
2時間ほどで22nTに達しました。
それから16時間ほど経過した現在まで、
磁場強度は20nT前後で推移しています。
速度は、400km/秒から370km/秒へ少し下がり、
再び400km/秒に上がっています。

磁場の変化の様子から、
CME(コロナ質量放出)により
太陽から磁場の強まりが運ばれてきたのではないかと思いますが、
原因と思われるはっきりした現象が見つかりません。
4日21時半(世界時4日13時半)に、
太陽の東側の3050黒点群で発生した
C5.1の小規模フレアの時に見られたコロナの噴出が原因かもしれません。
GOES衛星SUVI 195の動画を掲載します。
フレアの時に、コロナのガスが左下に向かって飛び出す様子が見えています。

SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
淡いコロナのガスが太陽の左下に向かって飛び出しています。
この変化だと、発生から3日ほどかけて地球に到来したことになり、
タイミングとしては問題ないと思います。

磁場の強まりが始まると、南北成分は南向きに大きく振れ始め、
-17nTに達する大きい変化になりました。
-10nTを超える変化は半日ほど続いています。
このため磁気圏の活動がかなり強められ、
AE指数では1000〜1500nTの大規模な変化が半日を超えて続きました。

Dst指数の速報値は、 -82nTに達していて、
中規模の磁気嵐が発生している様です。
(Dst指数はマイナス方向に強まります)

太陽風の磁場強度は、現在も20nTに強まった状態ですが、
南北成分は、8日11時(世界時8日2時)に北向きに切り替わりました。
この後、磁気圏の活動は穏やかになるでしょう。

太陽風磁場の強まりはどこまで続くでしょうか。
磁気圏は穏やかになりますが、引き続き注目してください。


太陽は、東側(左側)の3053黒点群が大きな姿を見せていますが、
フレアの活動は全体的に穏やかで、
南東(左下)の3055黒点群でC1.4の小規模フレアが発生した程度です。




7月4日に発生したC5.1の小規模フレアとコロナの噴き出し。GOES衛星SUVI 195。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下に向かって淡いCMEが飛び出している。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


Dst指数の速報値は、-82nTに達していて、中規模の磁気嵐が発生しています。
(c) 京都大学WDC


3053黒点群の様子。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。