宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 7/ 1 12:51 更新 太陽風は低速になっています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夕に400km/秒台を割り、 現在は330km/秒まで下がっています。 太陽風は低速になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 南北成分は、0nT付近で推移しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化はありません。 SDO衛星AIA193では、 北東(左上)のコロナホールの広がりが 良く見えるようになっています。 東西の広がりがあるので、 4〜5日後くらいに高速の太陽風がやって来そうです。 太陽では、昨日の昼、30日12時(世界時30日3時)に、 太陽の右上に向かってCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 太陽のこちら側では特に変化は起きていないので、 向こう側で発生した現象と考えられます。 地球への影響はありません。 太陽のこちら側は穏やかで、 X線グラフは、Cに達する変化は発生していません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 また少し減少して、1万の線には届かなくなっています。 この後も低下が続くでしょう。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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