宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 1 --- ---
6/30 08:05 C1.4
6/29 --- ---

黒点  7/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3040 4 β ---
3042 2 β ---
3045 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 331 +0.6
-2 h 342 -0.5
-4 h 342 +0.1
-6 h 355 -0.1
-8 h 375 -0.4
-10 h 339 -0.8
-12 h 350 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^3
7/ 1 0.5 8x10^3
6/30 0.5 9x10^3
6/29 0.6 1x10^4
6/28 0.5 9x10^3
6/27 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/26 12:50 太陽風は高速風になっています。磁気圏の活動が強まりました。
2022/ 6/27 13:17 太陽風は更に高速になっています。プロミネンス噴出が発生しています。
2022/ 6/28 13:17 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めている様です。
2022/ 6/29 13:31 高速の太陽風が続いています。フィラメント噴出が発生しました。
2022/ 6/30 12:45 太陽風は平均的な速さに下がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 7/ 1 12:51 更新
太陽風は低速になっています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夕に400km/秒台を割り、
現在は330km/秒まで下がっています。
太陽風は低速になっています。

磁場強度は、4nTと平均的な状態です。
南北成分は、0nT付近で推移しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化はありません。

SDO衛星AIA193では、
北東(左上)のコロナホールの広がりが
良く見えるようになっています。
東西の広がりがあるので、
4〜5日後くらいに高速の太陽風がやって来そうです。


太陽では、昨日の昼、30日12時(世界時30日3時)に、
太陽の右上に向かってCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。

太陽のこちら側では特に変化は起きていないので、
向こう側で発生した現象と考えられます。
地球への影響はありません。

太陽のこちら側は穏やかで、
X線グラフは、Cに達する変化は発生していません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
また少し減少して、1万の線には届かなくなっています。
この後も低下が続くでしょう。



太陽の北西に噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。