宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 6/25 13:48 更新 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動がやや強まりました。 担当 篠原 太陽風は、420lkm/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、昨日は7nTでしたが、 今日に入る頃に10nTに強まり、 現在も8nTとやや強まった状態です。 弱いCME(コロナ質量放出)が発生して、 磁場の強まりが流れてきたのかもしれません。 磁場の南北成分は、 磁場が強まった頃から 南向きに -5nT程度で変化する様になっています。 磁気圏の活動もやや強まって、 AE指数は500nT程度の小規模の変化が続く様になっています。 太陽風のグラフでは、 磁場の南向きの変化は次第に小さくなっています。 この後は、磁気圏も穏やかになりそうです。 GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、 コロナホールが更に西に進んでいます。 影響はやって来るでしょうか。 (SDO衛星の画像は、今日も更新されていません) 太陽は、C1の小さい小規模フレアが2回発生した程度で、 穏やかになっています。 STEREO Ahead衛星を見ても、 東端の向こう側に目立つ程の領域はない様で、 しばらくこの状態で推移するかもしれません。 (c) GOES (NOAA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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