宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:48)
昨日、C3.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/25 --- ---
6/24 17:52 C1.5
07:06 C1.9
05:00 C3.7
6/23 08:18 C3.5
01:18 C3.3

黒点  6/25 (NOAA)
磁場 フレア
3034 1 α C4
3035 1 α C1
3038 12 β C4
3040 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 415 -2.5
-2 h 425 -3.3
-4 h 422 -3.3
-6 h 432 -3.8
-8 h 427 -4.0
-10 h 436 -4.2
-12 h 412 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -20 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^2
6/25 0.6 5x10^3
6/24 0.6 7x10^3
6/23 0.6 6x10^3
6/22 0.6 6x10^3
6/21 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















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X線3日1日 (GOES)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/20 13:02 太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。
2022/ 6/21 13:39 太陽風の速度はやや高速程度に下がっています。
2022/ 6/22 14:20 太陽風の速度は再び550km/秒へ高まりました。現在はやや高速です。
2022/ 6/23 12:40 太陽風は平均的な速度に下がりました。
2022/ 6/24 12:59 太陽風は平均的な速度です。プロミネンス噴出が発生しています。
最新のニュース

2022/ 6/25 13:48 更新
太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動がやや強まりました。

担当 篠原

太陽風は、420lkm/秒と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、昨日は7nTでしたが、
今日に入る頃に10nTに強まり、
現在も8nTとやや強まった状態です。

弱いCME(コロナ質量放出)が発生して、
磁場の強まりが流れてきたのかもしれません。

磁場の南北成分は、
磁場が強まった頃から
南向きに -5nT程度で変化する様になっています。
磁気圏の活動もやや強まって、
AE指数は500nT程度の小規模の変化が続く様になっています。

太陽風のグラフでは、
磁場の南向きの変化は次第に小さくなっています。
この後は、磁気圏も穏やかになりそうです。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
コロナホールが更に西に進んでいます。
影響はやって来るでしょうか。
(SDO衛星の画像は、今日も更新されていません)


太陽は、C1の小さい小規模フレアが2回発生した程度で、
穏やかになっています。

STEREO Ahead衛星を見ても、
東端の向こう側に目立つ程の領域はない様で、
しばらくこの状態で推移するかもしれません。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子。
(c) GOES (NOAA)


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。