宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/21 11:35 C2.5
01:04 C4.5
00:20 C4.4
6/20 23:33 C3.3
15:05 C5.6
10:03 C5.0
06:34 C2.5
04:37 C4.0
6/19 16:11 C2.0
15:39 C2.2
11:39 C2.0
05:56 C4.9

黒点  6/21 (NOAA)
磁場 フレア
3030 17 β C5
3031 4 β C5
3032 1 α ---
3034 1 α C2
3035 5 β ---
3038 24 βγ C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 463 +0.8
-2 h 512 +1.0
-4 h 500 -0.9
-6 h 496 -0.3
-8 h 526 +0.3
-10 h 570 +0.2
-12 h 623 -3.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
6/21 0.5 6x10^3
6/20 0.5 6x10^3
6/19 0.5 3x10^3
6/18 0.6 3x10^3
6/17 0.8 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/16 12:20 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が強まりました。高速風は続いています。
2022/ 6/17 12:21 高速の太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2022/ 6/18 12:52 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。
2022/ 6/19 10:05 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は比較的穏やかです。
2022/ 6/20 13:02 太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2022/ 6/21 13:39 更新
太陽風の速度はやや高速程度に下がっています。

担当 篠原

太陽風は、昨日のニュースの後も
540km/秒から620km/秒へ再び高まったりしましたが、
今日の昼に500km/秒台を割り、
現在は470km/秒とやや高速になっています。

12日に始まった太陽風速度の高まりは、
およそ9日で終わりを迎えるのでしょうか。

太陽風の磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。
南北成分は、速度が高まった頃に南向きに強まりましたが、
現在は0nT付近で小さくなっています。

AE指数も、磁場が南を向いた頃に
1000nTに達する大きな変化が発生しましたが、
現在は変化が小さくなっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北側と南側それぞれにコロナホールが見えています。
3日後くらいから再び速度が高まるかもしれません。


太陽は、3038黒点群が少し大きくなっています。
変化の様子をSDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。
昨日の午後にC5.7、夜にC3.3などの
小規模フレアを起こしています。

また、北西の端(右上)の3030群でも、
C4.4、C4.5などの小規模フレアが発生しています。

南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。
活動は特に見られませんが、どの様な領域でしょうか。




3038黒点群の1日間の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。