宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
今日、C3.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/24 07:06 C1.9
05:00 C3.7
6/23 08:18 C3.5
01:18 C3.3
6/22 17:15 C2.7
14:01 C2.9
03:58 C2.7
01:03 C5.6

黒点  6/24 (NOAA)
磁場 フレア
3034 1 α C4
3035 3 β ---
3038 21 β C4
3040 4 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 448 +4.0
-2 h 459 +2.2
-4 h 462 +3.0
-6 h 481 -0.6
-8 h 471 +1.1
-10 h 463 -1.0
-12 h 455 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
6/24 0.5 7x10^3
6/23 0.6 6x10^3
6/22 0.6 6x10^3
6/21 0.5 6x10^3
6/20 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/19 10:05 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は比較的穏やかです。
2022/ 6/20 13:02 太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。
2022/ 6/21 13:39 太陽風の速度はやや高速程度に下がっています。
2022/ 6/22 14:20 太陽風の速度は再び550km/秒へ高まりました。現在はやや高速です。
2022/ 6/23 12:40 太陽風は平均的な速度に下がりました。
最新のニュース

2022/ 6/24 12:59 更新
太陽風は平均的な速度です。プロミネンス噴出が発生しています。

担当 篠原

現在もSDO衛星のデータは停止しています。
X線グラフを見ると、
昨夜、23日9〜13時(世界時23日18〜22時)に、
C4.0に達するゆっくりとした高まりが発生しています。

GOES衛星SUVI 131の画像を見ると、
南西の端(右下)の向こう側でフレアが発生して、
その上部が見えていたためです。
没していった活動領域で発生した様です。
直接は見えていないので、
フレアの実際の規模はこれよりも大きかったと思われます。

この後に、西側(右側)に進んだ3038群で、
C2.2、C3.6、C1.9の小規模フレアが発生しています。

また、GOES衛星SUVI 304によると、
昨日の昼、23日13時(世界時23日4時)頃に、
太陽の南東側(左下)でプロミネンス噴出が発生しています。
動画を掲載します。
久しぶりの掲載です。


太陽風は、昨夜からまた少し高まって、
450〜470km/秒で変化する様になっています。
磁場強度も7〜8nTと少し強い状態です。

磁場の南北成分は、南に振れたり、北に振れたりしています。
AE指数では、200〜500nTの小規模の変化が発生しています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
南北のコロナホールが西に進んでいます。
これらの領域の影響は、今後見られるでしょうか。




太陽の南東側で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子。
(c) GOES (NOAA)


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。