宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 6/20 13:02 更新 太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜遅くから速度が下がり始め、 600km/秒だった速度は、現在は540km/秒まで下がっています。 高速の状態は続いていますが、 高速太陽風は終わりに近付いているのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、 グラフの後半で5nTから7nTへ少し上がっています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 速度が高まっていたので、 AE指数は500nTに達するくらいの小規模の変化が発生しています。 現在は速度が下がってきたので、 磁気圏の変化は次第に小さくなりそうです。 太陽は、中心部北側の3038黒点群が大きくなっています。 昨日からの変化を、SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。 黒点が大きくなるとともに、フレアも発生するようになり、 昨夕から今朝にかけて、 C2.0、C4.0、C2.5の小規模フレアが発生しています。 X線グラフでは、 最後にC5.0の小規模フレアが発生していますが、 これは、太陽の北西(右上)の3030黒点群で発生しています。 この後、3038群はどのような活動を見せるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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