宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 6/19 10:05 更新 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風速度の高まりが続いています。 昨日600km/秒だった太陽風の速度は、 夜に入ると580km/秒へ少し下がったのですが、 今朝早くから再び高まって、 データが乱れてやや見にくいですが、 現在は600km/秒へ戻っている様です。 12日に始まった速度の高まりは、およそ7日にわたっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も、高速の状態が5月15日から9日間続いています。 この変化が同じように回帰しているということかもしれません。 前周期の速度の高まりは、5月23日までだったので、 図で対応させるともう1日程度となりますが、 現在の600km/秒という速度の高まりを考えると、 今回はこれよりも長く続きそうです。 どこまで高速風が続くか注目してください。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 南北成分は、グラフの途中までは北寄り、 後半で南寄りになっています。 AE指数もこれに添うように途中までは変化が少なく、 終わり頃に500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。 速度の高まりが続いているので、 磁場の振れ方によってこの後も磁気圏の活動は続くでしょう。 太陽は、南西の端近く(右下)の3031黒点群で C4.8の小規模フレアが発生しています。 その他は、C1の小さいフレアが3回程度です。 全体としては落ち着いている印象です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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