宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 6/17 12:21 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。 担当 篠原 太陽風は、550km/秒前後の高速の風が続いています。 磁場強度は、7nTと少し強まっています。 12日に速度が高まってから、5日が経とうとしています。 (掲載している27日周期の図の左端からです) 太陽風のグラフでは、下がりそうな様子はまだ見えません。 高速風はどこまで続くでしょうか。 磁場の南北成分は、 南北に細かく変化する様になっています。 磁気圏も活動的になっていて、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 中心部の薄暗い部分はダークフィラメントで、 目立つ程のコロナホールはないように思います。 太陽風は次第に落ち着いて行くと思いますが、どうでしょうか。 太陽は、昨日のニュースの直後、 16日13時(世界時16日4時)に、 南側の3031黒点群でM1.6の中規模フレアが発生しました。 X線グラフは、短い時間で変化が終わるタイプのフレアです。 3031群は、その後も、C4.5、C4.6などの 小規模フレアを起こしています。 引き続き注目してください。 可視光写真は、群番号のない北東(左端)の領域を含めると、 黒点群が10群に達している様です。 大型の黒点はありませんが、なかなかにぎやかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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