宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
昨日、C3.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/16 --- ---
6/15 16:22 C3.2
13:33 C3.3
08:05 C2.6
03:29 C2.2
02:38 C3.9
6/14 23:14 C8.6
22:08 C8.5
20:29 C2.9
18:59 C3.4
14:22 C4.9
12:48 C3.5
06:19 C8.5

黒点  6/16 (NOAA)
磁場 フレア
3030 13 β C3
3031 26 βγ C9
3032 4 β C1
3033 13 β C4
3034 1 α ---
3035 5 β ---
3036 5 β C3
3037 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 590 +5.4
-2 h 563 +2.3
-4 h 576 +1.2
-6 h 575 +4.2
-8 h 579 +4.4
-10 h 580 +0.2
-12 h 585 -3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 1x10^2
6/16 1.1 4x10^2
6/15 1.1 3x10^2
6/14 0.8 4x10^2
6/13 0.6 2x10^2
6/12 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/11 13:05 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。
2022/ 6/12 13:18 太陽風は平均的な速度に上がっています。太陽は穏やかです。
2022/ 6/13 13:27 M3.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は500km/秒の高速風になっています。
2022/ 6/14 13:51 太陽の左側に激しいCMEが噴出しています。太陽風の速度は下がっています。
2022/ 6/15 14:10 CMEによる太陽風の乱れが到来したかもしれません。太陽風は高速に戻っています。
最新のニュース

2022/ 6/16 12:20 更新
太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が強まりました。高速風は続いています。

担当 篠原

太陽風は、昨日の夕方まで12nTに強まった状態が続き、
その後、一段下がって、7〜8nTとやや強いくらいになりました。
しかし、この頃から磁場の南北成分が南向きに振れ続け、
-5〜 -7nTの状態が5時間ほど続きました。

太陽風の速度は580〜600km/秒に高まっていたので、
磁気圏の活動は強まって、
AE指数では1000〜1600nTの大規模の変化が
4時間ほど続いています。

今日に入る頃、磁場は北向きに切り替わり、
速度は570km/秒前後と高まった状態が続いていますが、
磁気圏の活動は静かになって、
AE指数の変化は目立たなくなっています。

CMEによって発生した磁場の強まりに、
コロナホールの高速風が重なって、
磁気圏活動が強まりました。

現在のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは西に進んでいます。
太陽風の速度は、次第に下がっていくのではないでしょうか。


太陽は、中心の3030黒点群で発生した
C3.2の小規模フレアが最大で、
その他はC1のフレアが4回発生した程度です。

黒点があちこちに見えていて、可視光写真はにぎやかですが、
X線のグラフは落ち着いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。