宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 6/16 12:20 更新 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が強まりました。高速風は続いています。 担当 篠原 太陽風は、昨日の夕方まで12nTに強まった状態が続き、 その後、一段下がって、7〜8nTとやや強いくらいになりました。 しかし、この頃から磁場の南北成分が南向きに振れ続け、 -5〜 -7nTの状態が5時間ほど続きました。 太陽風の速度は580〜600km/秒に高まっていたので、 磁気圏の活動は強まって、 AE指数では1000〜1600nTの大規模の変化が 4時間ほど続いています。 今日に入る頃、磁場は北向きに切り替わり、 速度は570km/秒前後と高まった状態が続いていますが、 磁気圏の活動は静かになって、 AE指数の変化は目立たなくなっています。 CMEによって発生した磁場の強まりに、 コロナホールの高速風が重なって、 磁気圏活動が強まりました。 現在のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは西に進んでいます。 太陽風の速度は、次第に下がっていくのではないでしょうか。 太陽は、中心の3030黒点群で発生した C3.2の小規模フレアが最大で、 その他はC1のフレアが4回発生した程度です。 黒点があちこちに見えていて、可視光写真はにぎやかですが、 X線のグラフは落ち着いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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