宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 6/15 14:10 更新 CMEによる太陽風の乱れが到来したかもしれません。太陽風は高速に戻っています。 担当 篠原 太陽風は、今朝くらいに470km/秒から500km/秒台へ上がり、 高速の状態に戻りました。 磁場強度は6nTと平均的な値が続いていました。 そして、先ほど、15日13時(世界時15日4時)に、 小幅ですが磁場の急な強まりが到来し、12nTに高まっています。 速度も同じタイミングに、 500km/秒から550km/秒と小さい高まりが発生しています。 一昨日の13日に発生したCME(コロナ質量放出)による乱れが 到来したのでしょうか。 その場合、発生からおよそ2日での到来となります。 NOAA/SWPCの太陽風予報では、 今夜、15日22時(世界時15日13時)頃の到来を予測しているので、 半日ほど早いことになりますが、どうでしょうか。 しばらく太陽風の変化に注目して下さい。 磁場の南北成分は、ここまでは0T付近かやや北寄りだったのですが、 磁場の強まりが来て、南向きの変化が見えています。 この向きが続くと、磁気圏の活動は活発になります。 太陽は、昨日のニュースの後、 Cクラスのフレアが連続するようになっています。 南半球の3031群で、 C8.5、C8.6と大きめのCクラスフレアが発生し、 その他、3030群、3036群などで、 C2〜3のフレアが発生しています。 3031群は黒点が大きくなって、目立っています。 この後も注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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