宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
今日、M3.4の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/13 12:00 M3.4
06:30 C2.0
6/12 --- ---
6/11 --- ---

黒点  6/13 (NOAA)
磁場 フレア
3030 9 β C1
3031 5 β ---
3032 5 β C2
3033 4 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 504 +3.9
-2 h 489 -5.0
-4 h 449 +4.4
-6 h 448 +1.1
-8 h 451 +6.6
-10 h 457 +3.7
-12 h 444 +5.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^1
6/13 0.6 2x10^2
6/12 0.6 3x10^2
6/11 0.6 2x10^2
6/10 0.6 3x10^2
6/ 9 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/ 8 13:29 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点寸前です。
2022/ 6/ 9 13:01 低速の太陽風が続いています。新しい黒点が発生しています。
2022/ 6/10 13:52 太陽風は更に低速になっています。太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。
2022/ 6/11 13:05 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。
2022/ 6/12 13:18 太陽風は平均的な速度に上がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 6/13 13:27 更新
M3.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は500km/秒の高速風になっています。

担当 篠原

先ほど、13日12時(世界時13日3時)に、
太陽の北東(左上)の3032黒点群で、
M3.4の中規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
発生したばかりなので、
画像は明るい状態で終わっています。
(最後に右側の3030群でもフレアが始まっています)

10日のM1.2中規模フレアと
同じ領域で発生している様に見えます。
この後も活動に注目して下さい。

SDO衛星の可視光写真では、
東端の赤道と南半球側に新しい黒点が現れています。


太陽風は、昨日の夕方に450km/秒へ速度が少し高まり、
今日の昼からは500km/秒台に達して高速風になっています。
磁場強度は、昨日のニュースの後に15nTへ強まり、
現在は少し下がっていますが、
11nTと強まった状態は続いています。

SDO衛星AIA193では、
注目していたコロナホールがちょうど中心に見えていますが、
高速太陽風の領域は、これよりも広がっていた様です。

磁場の南北成分は、時々南向きの変化が発生しています。
そのタイミングで、
AE指数は500nTや1000nTに達する変化が発生しています。

コロナホールの広がりの様子では、
高速太陽風はこの後もう一段強まるかもしれません。
速度はさらに高まるでしょうか。




太陽の北東で発生したM3.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。