宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/ 6/13 13:27 更新 M3.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は500km/秒の高速風になっています。 担当 篠原 先ほど、13日12時(世界時13日3時)に、 太陽の北東(左上)の3032黒点群で、 M3.4の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 発生したばかりなので、 画像は明るい状態で終わっています。 (最後に右側の3030群でもフレアが始まっています) 10日のM1.2中規模フレアと 同じ領域で発生している様に見えます。 この後も活動に注目して下さい。 SDO衛星の可視光写真では、 東端の赤道と南半球側に新しい黒点が現れています。 太陽風は、昨日の夕方に450km/秒へ速度が少し高まり、 今日の昼からは500km/秒台に達して高速風になっています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に15nTへ強まり、 現在は少し下がっていますが、 11nTと強まった状態は続いています。 SDO衛星AIA193では、 注目していたコロナホールがちょうど中心に見えていますが、 高速太陽風の領域は、これよりも広がっていた様です。 磁場の南北成分は、時々南向きの変化が発生しています。 そのタイミングで、 AE指数は500nTや1000nTに達する変化が発生しています。 コロナホールの広がりの様子では、 高速太陽風はこの後もう一段強まるかもしれません。 速度はさらに高まるでしょうか。 太陽の北東で発生したM3.4の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |