宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 6/11 13:05 更新 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)の活動が続き、 昨夜、10日19時(世界時10日10時)に、 M1.2の中規模フレアが発生しました。 その前後のC3.7、C4.1、C2.3の小規模フレアを含めた SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 Mフレアの発生は、世界時5月25日のM1.3以来で、 半月ぶりです。 掲載の27日周期の図だと、 上段の図の右端の次の日に発生しています。 その後は特に活動は発生していませんが、 引き続き注目してください。 また、STEREO Ahead衛星によると、 この領域のさらに向こう側の南北にも活動的な領域がある様です。 太陽風は、300km/秒の低速の風が続いています。 磁場強度は8nTに少し強まりましたが、 今朝くらいに一段下がって、現在は5nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、北寄りか0nT付近で変化しています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心に近付いています。 来週の中頃からは、太陽風の速度が高まるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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