宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 6/ 8 13:29 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点寸前です。 担当 篠原 太陽風は、320km/秒の低速の状態が続いています。 磁場用度は6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、今朝まで南寄りの変化が続き、 その後、北向きに変わりましたが、現在は0nT付近です。 この後はどのように推移するでしょうか。 AE指数は、磁場の南向きの影響で、 500nTくらいの変化が長く続きました。 速度が下がっていたので、 変化の規模は高まらないままでした。 現在は南向きの変化が終わっているので、 磁気圏は穏やかになるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 東端(左端)にコロナホールが見え始めています。 この辺りまで低速の状態が続くのでしょうか。 太陽は、南西側(右下)に微かに黒点が見えているかな という状況で、無黒点に近い状態です。 X線グラフもBクラスの小さい変化がある程度で、 太陽は穏やかに推移しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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