宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 6/ 9 13:01 更新 低速の太陽風が続いています。新しい黒点が発生しています。 担当 篠原 太陽風は、320km/秒前後の低速の状態が続いています。 磁場強度は、グラフの前半で10nTに強まる変化が発生していますが、 現在は4nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は北寄り、後半は南寄りになっています。 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が時々発生していますが、 速度がだいぶ下がっているため、磁気圏は比較的穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東端(左端)の赤道付近にコロナホールが見えています。 次の速度の高まりは、この領域の影響になりそうです。 太陽は、中心部の南側に新しい黒点が発生しています。 この領域で、ちょうど今、C1.3の小規模フレアが発生しました。 X線グラフの右端に、この変化が見えています。 STEREO Ahead衛星によると、 北東の端(左上)の向こう側に活動的な領域がある様です。 どの様な活動度の領域が現れるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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